平成27年11月6日
サイエンス ダイアローグ その1
Studying
the Universe and its history
高校生と最前線の若手科学者と語り合う、「サイエンス ダイアローグ」が行われました。今回本校においでになったのは、フランス人の
Florent Duval さん。東京大学ICRRの天文学者です。東京大学ICCR(宇宙線研究所)とは、あの今年ノーベル賞を受賞した梶田隆章さんが所長をしているところです。梶田さんとは私も縁のようなものを感じていますが、それはさておき、われわれとのコミュニケーションのツールは英語ということになります。Duval さんの英語を、私は必死で聞きました。100%はわかりませんでしたが、Duvalさんが何度も言い換えて丁寧に話してくれたのでだいたいはわかったように思います。生徒諸君も似た感じだったのかな。
講義のあといろいろ質問が出て面白かった。宇宙が拡張しているのなら、分子間の距離も広がっているのか、とか、けっこうど真ん中の質問が出ていたように思います。とにかくビッグバンが 13.8 ( thirteen point eight ) billions years ago に起こったというのは頭に強く残りました。
私が感じたのは、英語の力も大切だけど、慣れればコミュニケーションは何とかとれる、それより、宇宙物理について、あるいは世の中のリアル(真実)についてもっと確かなイメージを持ちたい、ということです。生徒と一緒に参加して、こちらも若返ったような気がしました。
Monsieur Florent Duval, エキサイティングな話と質問に対する丁寧な解説、どうもありがとうございました。
来週は、カメルーン人の Dr. Mengnjo Jude Wirmvem が来てくれます。今度のタイトルは、「Hydrogeochemistory and Isotope Hydrogy ~Significance to human livelihood~」(水門地球科学と同位体水文学)です。楽しみです。
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